
こんにちは!
いえうらです!
家づくりでほとんどの皆さんが一度は通り、一度は不安になる、
住宅ローンについて、
今回はお話をしていこうと思います!
マイホームは人生最大の買い物。
ところが一部の事業者は、買い手の不安や無知につけ込み、
住宅ローンを本来の目的と異なる形で通す“不正融資”に手を染めています。
被害にあうと返済不能→任意売却や競売といった最悪の事態にも。
皆さんが気づかずに住宅会社さんに言われた通りやったら、
あれ?
となるような事態や、実際に起きている代表的な手口と、
見極めのポイント、今日からできる自衛策7選を、わかりやすく整理していこうと思います!
不正融資とは?(まず定義を知る)
住宅ローンは「自ら居住する住宅」取得のための低金利ローンです。
これを、
- 投資用物件の購入に流用する
- 審査を通すために虚偽の情報を申告する
といった行為は**詐欺(犯罪)に該当します。
金額が大きく、売り手・買い手・不動産会社・金融機関など関係者が多い分、構造は複雑になりがち。
「金融機関が審査するから安全」**という思い込みは禁物です。
典型的な手口(これが見えたら赤信号)
1)居住実態の偽装
住む意思がないのに居住用として申告。住民票だけ移す、週末だけ滞在の“体裁”を取る――いずれもアウト。郵送物の返戻や現地確認で発覚することもあります。
2)収入・勤務先の偽装
源泉徴収票や確定申告書を改ざんし、借入可能額を水増し。親族・知人の勤務先を偽るケースも。
3)物件価格の課題評価(オーバーローン)
実際の取引価格より高い契約書を銀行提出用に作り、自己資金ゼロでも買えるように“演出”。**「ダメ。絶対。」**の代表例です。
4)名義貸し
親や兄弟の名義でローンを組ませ、実際は本人が使用・賃貸。露見すれば重い刑事罰のリスク。
こんな会社は疑ってかかる
- 「ローン通します」「誰でも通る」系のLPやSNS広告を打つ(消費者金融の訴求に近い文言)
- 販売代理だけが前面に出て、実体の説明が曖昧(新築マンション・建売で要注意)
- **車や家電の費用を住宅ローンに“抱き合わせ”**ようと勧める
(「住宅ローンで車も変えます」は明確にNG) - 他社で否決・減額されたのに、妙にスムーズに満額承認が出る
うまい話には裏がある。
**「通るか」ではなく「支払えるか」**を基準に考えるのが鉄則です。
自分の身を守るための自衛策7選
① 重要書類は原本で確認
源泉徴収票、確定申告書、売買契約書など。
コピーだけで手続きを進めない。
原本と照合し、改ざん・書換えの痕跡がないかチェックが必要です。
② 申告内容と現実の整合性を必ず照合
「年収580万円→880万円に“誤記”」のような都合のよすぎる数値は要警戒。
ミスで済まない領域です。
③ **“早すぎる・通りすぎる承認”**は疑う
否決・減額歴があるのに満額・即日で通るのは異常値です!
申込経路と提出資料の中身を自分の目で追う必要があるので注意です!
※ほとんどの人が申込みの内容(借入金額など)を知らないケースが多いです!
④ 住宅以外の費用を抱き合わせない
**車・家電・リフォームの一部を“住宅ローンに混ぜる”**提案は拒否するのが安心です。
目的外利用の温床になり得ます。
⑤ 販売体制を確認
売主・販売代理・仲介の違いを把握。
インセンティブ偏重の体制は、無理な融資誘導のリスクが高い。
⑥ ローンは条件の良し悪しで比較
「通ればOK」ではなく、固定・変動の条件、金利タイプ、支払い余力で判断。
一般的な銀行で通らず、ノンバンクのみ可は“無理している”証拠だと思います!
⑦ 少しでも怪しければ金融機関へ直接相談
契約後でも、「書類に違和感」「説明と違う」等あれば即相談。
**第三者(金融機関)**のフラットな視点で是正を図る。
購入検討者が今日からできるチェックリスト
- 提出書類の原本を自分の目で確認したか
- 申告内容(年収・勤続・家族構成等)は現実と一致しているか
- 抱き合わせ提案(車・家具家電・外構過大)は混ざっていないか
- 他社で否決・減額→満額即承認になっていないか
- 返済計画は金利上昇を織り込んでいるか(余裕資金・固定費見直し)
- 売主/販売代理/仲介の体制と役割を理解しているか
- 迷いがあれば金融機関・第三者に相談できる状態か
それでも迷うときの相談先と情報の持ち方
- 最初の窓口は取引予定の金融機関でOK。提出書類の正当性や審査手続きの妥当性を確認。
- 地域の消費生活センターや弁護士相談も視野に。記録(見積、契約書、メッセージ履歴、郵送物)を時系列で保存しておくと有効です。
まとめ(安全に家を買うために)
不正融資は「自分には関係ない」と思った瞬間に入り込みます。
“通す”ではなく“無理なく返せる”を基準に、
書類の原本確認・整合性チェック・抱き合わせ拒否・第三者相談を仕組み化してください。
**うまい話には必ず裏がある。**疑うことから始める慎重さが、家計とマイホームを守れると思います。
悪気なく一気に色々と失うのは本当に怖いので…
免責
本記事は一般的な注意喚起であり、法的助言ではありません。
具体案件は、必ず金融機関や専門家(弁護士・司法書士・FP等)にご相談ください!
※ただ大前提、その営業マンが本当に信用できるかどうか…
については失礼ではないので細かく聞いておいたほうがよいと思います!

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